ワイマックスについて調べていると「WiMAX」「WiMAX2+」「LTE」「4G」などの単語に出くわすことがよくあると思います。
どれもインターネットに接続するための通信という点で似ていますが、少しづつ違いもあります。
今回は、この4つの単語についてどのような違いがあるか紹介していきます。
目次
4Gとは?
まずはじめに説明が必要なのが4Gです。少し前までは3Gというものがありましたね。
このGというのはgenerationの頭文字をとったものです。3Gは第3世代の通信システム、4Gは第4世代の通信システムという意味です。
もちろんはじめは1Gですので1→2→3→4とこれまでに3回進化しています。
現段階で最も高速で安定した通信が行えるものを4Gと呼びます。
LTEとは?
簡単に説明すると3Gと4Gの間にあたるのがLTEです。
LTEは厳密には3.9Gの通信規格です。
なので3G→LTE→4Gという位置付けになっています。
「4GLTE」という言葉を聞いたことがある方もいるでしょう。これは3.9Gも4Gもほとんど変わらないじゃんってことで「国際電気通信連合」という組織が命名しました。
厳密には違いがありますが、面倒だし一緒にしちゃえって感じです。
WiMAXとは?
3g、4g、LTEが高速通信回線なのに対し、wimaxはマイクロ波を利用した無線通信技術規格となっています。
要は、4gやLTEとは通信方法が別だよってことです。
WiMAXの中にも「WiMAX」「WiMAX2+」という2つの通信があります。
「WiMAX2+」は「WiMAX」に比べて色々良くなった改良版という考えで大丈夫です。
最近は、ほとんど「WiMAX2+」が使われており「WiMAX」は少なくなってきました。
さらに細かく、周波数や通信規格などの違いもありますがそこまで大事なことでなはいのでここでは省かせていただきます。
多くの人が気になる通信速度とエリアの違いについて詳しく説明していきます。
「WiMAX」「WiMAX2+」「LTE」の通信速度の違いは?
これらを比べる際にもっとも気になる点が通信速度の違いですよね。
wimax、LTEの通信がそれぞれどのくらいのスピードが出るのかを紹介していきます。
wimaxの通信速度
下り最大13.3Mbpsとなっています。
ですがこれはベストエフォートと言われる最大のパフォーマンスを発揮した場合の速度なので実際はもう少し遅くなると思います。
だいたい実測で3Mbps〜7Mbpsくらいのスピードです。
wimax2+の通信速度
キャリアアグリエーションという2つの回線を束ねて使う技術が発達し、下り最大で220Mbpsが可能となりました。
こちらもベストエフォートなので実際にはそこまでの数値は出ないと思います。
それでも安定して10Mbps以上の速度は出るので、ゲームや動画などほとんどのことで困ることはありません。
ですが、速度制限になってしまうと通信速度が落ちてしまいます。
wimax2+速度制限時の通信速度
wimax2+は一定量使用すると速度制限がかかります。その場合、実測値で1Mbps〜5Mbpsという速度になってしまいます。
以前は速度制限になると良くても1Mbpsほどの通信速度しか出なかったのですが、最近では速度制限時でも5Mbps前後の速度が出るようになりました。
これだけの通信速度があれば動画の視聴なども問題なくできるのでそこまで心配する必要はなさそうです。
LTEの通信速度
上がり最大50Mbps、下り最大75Mbpsとなっています。
実測値はWiMAX2+とほとんど変わらず、快適な通信が可能です。
「WiMAX」「WiMAX2+」「LTE」のエリアの違いは?
どの通信においても日本国内であれば繋がらない場所はほとんどないです。首都圏においては99%の人口カバー率となっています。
大切なのは人口カバー率よりも自分が使う地域で通信ができるかです。
UQ wimaxのHPで対応エリアの確認ができます。
契約する前に1度はご自身で確認しておきましょう!
「WiMAX」「WiMAX2+」「LTE」結局どれがおすすめなの?
おすすめは「WiMAX2+」です。
WiMAXのモバイルルーターをこれから契約するときは「WiMAX2+」で契約しましょう。